<巨人3-3ヤクルト>◇1日◇富山

 ヤクルトは、チーム今季最長となる4時間56分の熱戦も引き分けに終わった。8回に同点とし、9回以降は3度も得点圏に走者を進めながら、あと1本が出なかった。10回には、2死満塁で田中浩康内野手(28)がクルーンの153キロをとらえたが、打球は無情にも三塁正面へ。小川淳司監督代行(53)も「1点が遠いですね」と振り返った。6回8安打3失点で降板したものの、8回宮本の同点打で黒星をまぬがれた先発石川雅規投手(30)は「負けなくて良かった。それだけです」と厳しい表情で話していた。

 [2010年9月2日0時7分]ソーシャルブックマーク