<オリックス4-2巨人>◇10日◇スカイマーク

 巨人は1つのミスが敗戦につながった。1点リードで迎えた8回、1死満塁から4番手越智大祐投手(26)がオリックス北川に左前同点打、バルディリスに左前への勝ち越し2点打を浴びた。ただ、原監督が問題視したのは、そこに至る過程だった。「越智は、内容が良くなかった。投ゴロをセーフにしてしまった。すきを見せると相手は付け込んでくるということでしょう」と指摘した。

 無死一塁で後藤の投ゴロを、越智が一塁に悪送球した。ここから暗転。死球で満塁を招き、逆転を許した。この回は、内野安打や前進守備の内野の頭上を越える安打など不運な当たりが続いた。越智は「ヒットはヒット。打たれた方が悪い。甘いから、そうなるんです」と自分を責めた。不運とミスが重なったことが、致命傷となってしまった。

 ただ、フル回転で中継ぎ陣を支えている越智ばかり責められない。打線は1回の2点だけ。2回以降は、変化球主体の小松をとらえきれなかった。原監督も「あの回(1回)だけでしたね。(2回以降は)チャンスらしいチャンスがなかった」。交流戦逆転優勝の可能性は、わずかだが残っている。投打にすきのない野球を取り戻すしかない。【古川真弥】

 [2010年6月11日8時45分

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