<オリックス6-5楽天>◇19日◇スカイマーク
花火ナイトのトリはオリックス下山真二外野手(34)のプロ初サヨナラ弾だ。5-5の9回。代打出場から2打席目。「塁に出てこいと言われたので。思い切っていった」。片山の3球目をたたいた打球はすっかり晴れた夜空に1号ソロとなって吸い込まれた。
互いに拙攻の繰り返し、両軍ベンチはため息の連続。5回に香月が勝ち投手まであとアウト1個から大引の失策、2四球、2暴投で勝ち越された。さらに5回終了時に恒例の花火300発が打ち上がったが、風に乗った煙がグラウンド内に立ち込め、3分間、中断。先行きの見えない試合を象徴したが、視界良好となった夜空に花火師、下山が大輪を咲かした。
右アキレスけん痛から2カ月ぶりに1軍復帰して4試合目。「こういう場面で打てるよう練習した」。最下位の昨年もチームの日本人で唯一の2ケタ本塁打。ここぞの場面でパンチ力を発揮した。今季6度目のサヨナラ勝ちで勝率5割に復帰も、ミスあり、チャンスに凡退とあって“岡田花火”もドカン。「全然ええ終わり方ちゃう。3、4番で点取られへんのやから。そんなんやから勝たれへんねん!」と、大トリをしっかり務めたのだった。【押谷謙爾】
[2010年8月20日11時2分
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