<日本ハム0-7ロッテ>◇19日◇東京ドーム

 点差は開いていても、2人の間には火花が散っていた。8回、ロッテ唐川が3球続けた直球を、日本ハム中田翔内野手(21)が右前にはじき返した。「いつも真っすぐは狙っています。いい真っすぐがあるので、それに負けないようにと思いました」。1軍実績豊富な同期生相手に、6打席目で初めて放った安打だった。

 だが、帰り道は反省ばかりが口をついた。夕食に誘うなどして目をかけている1軍唯一の後輩・中村の好投を、救うことができなかった。「悔しいです。(悔しさの要因は)一番それですね」。特に1死二塁の好機でまわった2回の第1打席には、「落差があるし、すごい」と振り返る103キロのスローカーブに空振り三振を喫し、チャンスをつぶしていた。

 チームも敗れたが、自身は2試合連続安打。20日西武戦からは、5本塁打を放っている札幌ドームに戻る。

 [2010年8月20日11時10分

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