日本が連覇した06、09年のWBCでMVPに輝いた松坂大輔氏(42)が準決勝メキシコ戦で始球式を務めることが分かった。

西武、レッドソックスなどで日米通算170勝を挙げたレジェンド。WBCでは2大会で6戦6勝を挙げており日本歴代最多だ。舞台となるローンデポパークはメッツ在籍時に登板経験がある。日米両方のファンにとって注目の1球になりそうだ。

松坂氏は取材のため、すでに現地に入っている。試合前日の19日には先発する佐々木に質問する場面もあった。平成の怪物から令和の怪物へ、レアな“リレー”になる。松坂氏が活躍した09年の第2回大会を最後に世界一から遠ざかっている侍ジャパン。まずは3大会ぶりの準決勝突破へ、背中を押す投球を見せてくれるはずだ。