DeNA山本祐大捕手(27)とソフトバンク尾形崇斗投手(26)井上朋也内野手(23)の1対2のトレードが成立し、両球団から12日に発表された。DeNAはシーズン途中、しかも交流戦前に正捕手放出という異例の決断。先発投手候補と将来性のあるスラッガーの獲得に踏み切った。ソフトバンクは捕手陣の強化に成功した。
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◆シーズン中の捕手のトレード 最近では23年6月21日に中日山本拓実投手、郡司裕也捕手と日本ハム斎藤綱記投手、宇佐見真吾捕手が2対2の交換トレードされた。郡司と宇佐見は出場試合が少なく、主力級の捕手では21年7月5日に巨人炭谷銀仁朗が金銭トレードで楽天へ移籍。炭谷はそこまで先発18試合を含む44試合に出場していた。92年5月11日には巨人中尾孝義と西武大久保博元の捕手同士が交換トレード。西武で出番がなかった大久保だが、巨人移籍後は84試合で15本塁打と活躍した。
過去にもDeNAはシーズン中に捕手をトレードに出しており、18年7月11日に高城俊人捕手、白崎浩之内野手とオリックスの赤間謙投手と伊藤光捕手、08年6月11日に鶴岡一成捕手と巨人真田裕貴投手の交換トレードを実施。高城は先発22試合を含む28試合に出場、鶴岡は先発で20試合出場しており、2日前の9日日本ハム戦でも途中からマスクをかぶっていた。ただし、18年は嶺井、08年は相川の方が出場試合が多く、他球団を含めても正捕手のシーズン中移籍は異例だ。



