侍ジャパン牧秀悟内野手(27)が試合前会見で真剣に言った。「誰が見ても1番打者からすごい打者が並んでいる。上位打線に回せば何か事が起きる打順だと思う。自分たちはとにかく塁に出たり、チャンスでしっかりかえせるように意識して打席に立っています」。MLB組がずらりと並ぶ“天下無双打線”において2試合連続7番で先発。自らの役割は理解している。

前回の23年大会は東京ドームでチーム最多の2本塁打を放つも、米マイアミでの準決勝、決勝はベンチスタートに終わった。3年間、悔しさを抱えながら自らと向き合ってきた。「今回は選ばれてからすごくいい準備ができていますし、スタメンで出たいという気持ちの中でオフから練習していた。今は不安もあるけど、それ以上にやってきたことを信じて試合に立っています」とうなずいた。

6日の台湾戦前の円陣では「ミスしても前向いていこう」と声出ししてナインを盛り上げた。米国人記者から「それは自信の表れか?」と問われると、照れ笑いを浮かべながら「小さい時からの性格というか、周りを盛り上げたりするのは好きなので」と説明。最強打線の一角だけでなく、ムードメーカーとしてもチームを支えている。【小早川宗一郎】

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