侍ジャパン菊池雄星投手(34)のWBC初登板は、3回6安打3失点だった。1次ラウンド2戦目の韓国戦(東京ドーム)に先発。初回に先頭から3連打、5球で先制点を与えるなどして計3失点。2回、3回は0に抑え、マウンドを降りた。

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侍ジャパン菊池が発信する言葉は、プロ野球界の後輩たちの琴線にも触れ、弱肉強食の野球界を生き抜くヒントにもなる。昨年12月、自主トレ公開時に34歳を迎えてもなお、進化を続けられる理由を聞かれ、理想とする投手像を語った。

「世界一健康なピッチャーになりたいと常に思って、それが僕自身のメジャーで戦う上で生き残る道かなと思っています」

昨季、菊池は1年間先発ローテを守り、リーグ最多タイの33試合に先発し、「世界一健康な投手」を体現した。その礎を築く上でオフを大事な時期に挙げ「野球は夏にするスポーツですけど、冬にどれだけ頑張ったかで夏の結果が決まる」と表現した。

菊池の言葉が心に刺さった1人が、DeNA京田だった。「メジャーで活躍されてる菊池さんの言葉には説得力があるし、自分の目指すべきものが見えた」と感激。「チーム一健康な選手」を目標に掲げ、オフの自主トレで追い込んだ。

菊池がプロデュースした野球複合施設「K.O.H」が、2年前に岩手・花巻市に完成。野球界の発展、未来の野球人への思いを込めるとともに、オフは中日松山らと合同トレを行った。菊池はマウンドでも、言葉でも、多くの野球人に影響を与える。【久保賢吾】

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