侍ジャパン菅野智之投手(36)が、メジャー1年目を終え、古巣巨人のチームメートに力説したのが、トレーニングの重要性だった。昨季は、シーズン中もハードなウエートトレーニングを継続。中5日なら3回、中4日なら2回の頻度で体を強化しながら、1年間先発ローテを守り抜き、30試合に先発した。
「日本にいる時は、シーズン中はコンディション優先で重たいものは、あまりやらなかったですけど、こっちはやるのが普通なので。正直、しんどい時もありますけど、体も元気でしたし、やって良かったなと思います」
シーズンが終了し、日本に帰国後、大城や坂本らにメジャーリーガーのトレーニングへの意識や日々の取り組みなどを紹介した。正捕手のラッチマンはダブルヘッダーの日でも、試合後にウエートトレに励んでいたことなども伝え、後輩の大城には「今からでも遅くないから、やった方がいいよ」と助言した。
周囲からは、36歳を迎えるシーズンでのメジャー挑戦を心配する声も聞かれたが、首を振った。「もっと早くに行ってたら、もっとすごい活躍できてたとか、そんなのわからないじゃないですか。僕は今、この年齢で来たことが良かったと思っていますし、常に、今が全盛期だと思っています」ときっぱりと言った。
異国の地での生活を1年間経験し、心身ともにたくましさが増した。「トレーニングでも食事でも、1回やってみよう、食べてみようと。最初からやらないっていうのはしないですし、アクションを自分から起こすことは大事にしています」。自身9年ぶりとなるWBCでのマウンドで「SUGANO」が“進化”した姿を証明した。【久保賢吾】

