プロボクシングWBC世界ライトフライ級11位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)が22日、来日した。30日に横浜文化体育館で同級王者の拳四朗(25=BMB)に挑戦する。

 トレーナー陣と一緒に日本に降り立ったペドロサは長距離移動の疲れもみせず「コンディションはすごくいい。良い調整もできた。世界挑戦のチャンスが来て、すごく満足しているし、モチベーションも高い」と充実した笑みを浮かべた。

 コロンビアとの国境にある密林地帯の民族出身で、愛称はカシーケ(スペイン語で集落の長)だという。世界戦のために今回はインディアン風の羽飾りを持参し、入場に着用する予定だ。10月26日に試合したばかりで、約2カ月間隔での世界挑戦となるものの「1週間休んで練習を始めた。拳四朗はディフェンス、オレは前に出る攻撃的なタイプだから、かみ合うはず」と自信に満ちあふれていた。