ボクシングWBA世界バンタム級正規王者でWBO同級4位のギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)が8月14日(日本時間15日)、米カーソンで臨むWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(31=フィリピン)への挑戦を控え、5日(日本時間6日)に米国で練習を公開した。ロニー・シールズ・トレーナーと米テキサス州で集中的なキャンプを消化してきたというリゴンドーは「カシメロは危険なファイターであり、非常に強力なパンチャーだが、私自身の高いボクシングスキルで(カシメロを)飼いならすつもり」と自信をのぞかせた。

キャンプ中に東京オリンピック(五輪)のボクシング競技をチェックしたという五輪2大会連続(00年シドニー、04年アテネ)バンタム級金メダリストは「五輪を見ながらインスピレーションがあり、私に火をつけた。自分が最高のボクサーの1人でまだ世界に影響を与えることができることを証明したい」と触発された様子だ。

リゴンドーにとって昨年2月、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)とのWBA正規王座決定戦に臨んで以来のリング。40歳に到達したものの「ロニーのジムには最高レベルで競い合う多くの世界王者とファイターがいるんだ。若いファイターたちと一緒に練習することは、私に新しい何かをもたらした。復活し、若返った感覚だ」と手応え。カシメロに勝てば、WBAスーパー、IBF同級王者井上尚弥(28=大橋)、WBC同級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)との統一戦も見えてくるだけに「(WBO)タイトルを獲得し、ファンが何年も語り継ぐようなビッグファイトをしたいと思っている」と気持ちを引き締めていた。