初代タイガーマスクこと佐山サトル(64)が、自身が主宰するストロングスタイルプロレスの興行で元気な姿を見せた。

第3試合終了後に、リングに登場すると、自らの足で立ってあいさつした。「我々はすごく充実した試合をしています。プロレスの火を絶対に消さない。絶対に守る。これからますます伸びていくので、これからもよろしくお願いいたします」と力強く話した。

さらに、アントニオ猪木-ムハマド・アリの異種格闘技戦でレフェリーを務め、今月に亡くなったジン・ラーベルさんに向け、自ら追悼の10カウントを鳴らした。

佐山は、15年に狭心症を発症した。心臓を手術してからは、歩くのがやっとの状態が続いていたが、徐々に状態が回復。20年にはパーキンソン病の疑いがあることを明かしたが、早期のリング復帰を目指して、闘病を続けている。