プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が、WBO世界同級王者井岡一翔(33=志成)との統一戦を望んでいる。31日までに米専門メディア「ボクシングシーン」が報じたもので、エストラーダは同メディアの取材に対して31日、東京・大田区総合体育館で開催される井岡-WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)戦を楽しみに待っている。なお井岡陣営によると、エストラーダが試合会場に足を運ぶという。

エストラーダは「井岡は素晴らしいファイターだ。彼は4階級制覇王者で、一方のジョシュア・フランコは上昇中の素晴らしいファイターだ」と両王者に敬意を表した。その上で井岡について言及。「フライ級にいた時からずっと、井岡と戦いたいと思っていた。それが私がずっと望んでいたファイト。私は彼と統一戦がしたい」と意向を示した。井岡の対戦ラブコールに呼応するように、井岡の名前を出した。

15年4月、井岡がフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)を下し、WBA世界フライ級正規王者となった同時期、エストラーダもWBAスーパー、WBO世界同級王者だった。15年末にスーパーフライ級に転向したため、両者の対戦は実現しなかった経緯がある。

12月3日、エストラーダが元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)に判定勝ちし、3度目対決を制した。次期防衛戦は自由に挑戦者を決められる選択試合となっている。プロモート契約を結ぶマッチルームのエディ・ハーン社長は「ゴンサレスとの4度目対決を期待する声はあるが、エストラーダはスーパーフライ級でベルト統一することが重要になる。これはエストラーダにとって非常に重要なことだ」と解説。井岡-フランコ戦の行方を見守る姿勢を示していた。