極真空手の女子対決は元空手世界王者のいわちが制した。

空手で世界8位の成績を残す木村美玲とバンタム級ワンマッチで対戦。身長170センチある木村との距離感を図りながら同152センチのいわちが距離を詰めてハイキックや右ストレートを好打。1分間で決着がつかずに延長に突入すると、身長差18センチの劣勢を埋めるために接近戦の連打から右ストレートなどを打ち込み、ダウンを奪取。5-0の延長判定勝利で空手王者の意地をみせた。

試合前には映像配信の機材トラブルで10分以上も試合開始が中断したものの、いわちは最後まで集中力を切らさなかった。判定勝利後、涙を流して喜んだいわち。試合前会見で木村に向けて「明日のために体を調整してきたので、正々堂々とやりましょう」と宣言していた。