プロボクシングWBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(28=メキシコ)が17日、東京・新宿の帝拳ジムで練習を公開した。24日、東京・両国国技館で同級1位の元世界2階級制覇王者中谷潤人(26=M・T)の挑戦を受ける。初防衛戦となるサンティアゴはシャドーボクシング、ミット打ち、パンチングボール打ちを披露。軽快な動きで、順調な調整ぶりをみせた上で、体に刻んだ日本の人気漫画&アニメ「ドラゴンボール」のタトゥーもみせながらトレーニングした。

左足には主役の孫悟空、左ふくらはぎには敵キャラとなるブロリー、右腕には神龍のタトゥーを入れている。サンティアゴは「ドラゴンボールは小さい頃から好き。なんで好きになったのかは分からないが、私はサイヤ人なんだ」とジョーク交じりにドラゴンボール愛を口にした。金髪にしていることを問われ「スーパーサイヤ人になるために金ヘアにしたんだ」とノリノリだった。

世界トップクラスでは元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(41=フィリピン)のドラゴンボール好きは有名だ。ガウン、トランクス、星を入れたリングシューズをオレンジをベースとしたドラゴンボールのイメージカラーで統一したり、22年6月の井上尚弥とのバンタム級3団体統一戦前の公開練習では主人公の孫悟空がスーパーサイヤ人に変身するポーズも披露している。そのドネアとは昨年7月、同王座決定戦を制して世界王者となっている。

サンティアゴは「日本で戦えることはうれしく思う。大きなチャンスが舞いこみ、外国で試合ができる。私のタレント性、どんなボクサーがあるのかもみてほしい」と強調していた。