17日に「ABEMAプレゼンツRISEエルドラド2024」を開催したRISEは22日、同大会で行われた団体対抗戦の中村寛VS与座優貴戦の試合結果について発表した。

同試合では3R2分15秒、与座の後ろ回し蹴りが中村の下腹部周辺にヒット。倒れ込んだ中村が金的だとアピールしたが、レフェリーがダウンと判断。10カウントアウトで与座のKO勝ちと宣言した。

RISEの発表によると、これについて中村の所属するBKジムから18日付で異議申し立てがあったという。

これを受けてRISEコミッション並びにRISE審判団で協議。ビデオや写真等で再確認したところ、金的にヒットしている可能性が高いと判断が下されたという。ただ金的への攻撃は反則ではあるものの、故意ではないため失格には該当しない。

一方で中村はすぐに立ち上がることが出来る状況ではなかったため、3R2分15秒までのジャッジにより勝敗を決定することになった。当日のジャッジ担当に確認した判定内容は与座の判定2-0(2人が30-29で与座を支持、1人が29-29)。そのため公式記録が与座のKO勝ちから「3R2分15秒負傷判定での判定勝ち」に変更された。

RISEは最後に「今後、疑義が生じた場合には、ジャッジを含めその場ですぐに協議する体制を整え、この様なことが起きないよう精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします」という声明で今回の発表を締めくくった。