立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は12日、21日に後楽園ホールで行われる「RISE177」で予定していたRISEウエルター級(-67・5キロ)王座戦が延期になったと発表した。

王者・中野椋太(27=誠至会)に挑戦するはずだった同級2位の挑戦者・稲井良弥(27=TARGET)が左裂孔原性網膜剥離でドクターストップがかかったのが理由。稲井の視力が突然下がったため、病院で診察を受けて判明した。稲井はすでに手術を受けているという。

「RISE177」では王座戦の代わりに「漢気(おとこぎ)トーナメント」と題するスーパーフェザー級(-60キロ)4選手によるワンデートーナメントを開催する。賞金は100万円で準決勝の組み合わせは▼勝次(37=TEAM TEPPEN)VS岩郷泰成(26=EX ARES)、▼高橋亮(28=TRIANGLE)VSパヌワット・TGT(25=タイ、TARGET)となっている。4選手のコメントは次の通り。

勝次「トーナメントになるなんて思ってもいなかったので棚ぼたですね! 僕はいつも5Rで闘っていましたし、ワンデートーナメントも経験してるので本領発揮出来るんじゃないかと思ってます。まずは元々対戦が決まっていた、岩郷選手との試合に全集中します」

岩郷泰成「急に変更になり正直ビックリしてます。決めるのに少し時間は掛かりましたが、出場すると決めた以上、圧倒的な強さで優勝して賞金はいただきます。また、僕が優勝すると思ってる人は少ないと思いますが、思ってない人たちを見返してやりたいと思います!」

高橋亮「まずはケガからの復帰戦をRISEに呼んでいただき感謝しています。この報告を聞いた時は迷わずにYESでした。自分の中で復帰早々に1DAYトーナメントという事で、これはチャンスか試練か、神様から試されてるんだろうなと思いました。今大会はもちろん、今後のスーパーフェザー級の顔になっていきます。もちろん圧倒的優勝で!」

パヌワット・TGT「漢気トーナメント! イチバンです! しゃー!!」