プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が6日、東京ドームでWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)と防衛戦に臨む。

同興行は午後5時からAmazonプライム・ビデオで生配信される。Amazonプライム・ビデオが井上の試合配信を担当するのは22年6月、ノニト・ドネア(フィリピン)とのバンタム級3団体王座統一戦以来、4試合ぶりとなる。

井上、所属先となる大橋ジムはNTTドコモが運営するLemino(レミノ)とスポンサー契約を締結しており、昨年12月のマーロン・タパレス(フィリピン)とのスーパーバンタム級4団体王座統一戦(東京・有明アリーナ)まで3試合連続でLeminoが生配信を担当していた。

約1年11カ月ぶりにAmazonプライムビデオの生配信となった経緯について、大橋ジムの大橋秀行会長(59)は「22年6月のドネアとの再戦でAmazonプライム・ビデオにお世話になりました。(Amazonプライム・ビデオと交流の深い)トップランク社にも。それを踏まえて判断し、決めました」と明かした。世界的にも注目度の高い井上の試合がLemino以外の配信サービスで生中継されることは日本ボクシング界にとってさまざまな部分でプラスに働く-との判断があったようだ。

コロナ禍だった21年12月、井上-アラン・ディパエン(タイ)戦がひかりTV(Lemino前身)でPPV(ペイ・パー・ビュー)配信され、22年4月、国内最大興行規模となった村田諒太-ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦からAmazonプライム・ビデオのボクシング生配信が始まった。22年は日本ボクシング界にとって配信「元年」だった。そして23年は新たにU-NEXTが“参戦”し、日本テレビのプロボクシング中継ダイナミックグローブを引き継いで「WHO,NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」として生配信している。

現在、那須川天心(帝拳)、WBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(BMB)、WBC世界バンタム級王者中谷潤人(M・T)らの試合を中継するAmazonプライム・ビデオ、井上ら大橋ジム勢の試合を中心に中継しているLemino、3150FIGHTや井岡一翔(志成)の世界戦を中継するABEMAでもボクシング中継がある。世界のボクシングを中継するWOWOWもオンデマンド中継を行っており「配信競争時代」に突入している。

今回、井上の試合が再びAmazonプライム・ビデオで生配信されることで、また日本ボクシング界に新たな流れが起こる可能性も秘めている。

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