プロボクシングIBF世界フライ級王者矢吹正道(33=緑)が12月27日、愛知県国際展示場で同級1位の元世界王者フェリックス・アルバラード(36=ニカラグア)と初防衛戦に臨むと31日、発表された。今年3月、IBF世界ライトフライ級王座を保持したまま、IBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(メキシコ)に挑戦。12回TKO勝利で日本人初の2階級同時制覇王者となった。同4月にはライトフライ級王座を返上し、フライ級への正式転向していた。
アヤラ戦以来、約9カ月ぶりのリングとなる矢吹は31日、東京・渋谷区でカード発表会見に出席し「地元の愛知県でやれるのはありがたい。本当は10月にやる予定もあったが、紆余(うよ)曲折して…。国内でやれるのはうれしい」と歓迎した。矢吹によると当初はIBF世界スーパーフライ級王座に挑むプランもあったという。
挑戦者のアルバラードはIBF世界ライトフライ級王座を獲得し、2度の防衛に成功した実力者。強敵との初防衛戦となるため、矢吹は「すごくキャリアがあって強い選手。ここ最近ではすごい苦戦するんじゃないかなと思う」と警戒。KO負けがなく、手数多く攻め込む元世界王者の強さを認めており「すごく相手は好戦的なのでKOで終わるかなと思う。自分はしっかりと勝って良いところをみせたい」と意気込んだ。
矢吹-アルバラード戦をSAIKOU×LUSH興行としてプロモートする元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(38)は「この先、王座統一、3階級制覇も見据えていってもらいたい」と期待を寄せた。亀田氏の言葉を受け、矢吹は「今はとりあえず、アルバラード選手のことだけ。それは、もちろん視野に入れていきたい。どう転んでも自分は全然、やりたい」と意欲的だった。
なお同興行は8~9試合を予定。ABEMAで全試合生中継される。

