WBC世界フライ級王者内藤大助(34=宮田)と暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(31=タイ)の王座統一戦の今秋実現が困難になった。内藤は5月の5度目の防衛戦で負傷した両まぶたの回復が遅れ、すぐに試合を行えない状態。一方で、間隔を空けず試合を行いたい相手陣営は、別の防衛戦を行えるようWBCに申し出て、了承された。現在、同級22位の升田貴久(三迫)と交渉中という。宮田ジムの宮田博行会長は「残念ではありますが、選手の健康管理上の問題なので致し方ない」と話した。