新横綱場所から2場所連続6度目の優勝を目指す照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、東前頭2枚目阿武咲を下して初日から4連勝とした。
同じく大関貴景勝は大栄翔を突き落としで、関脇御嶽海は逸ノ城を押し出しで下し4連勝。再入幕の阿炎は魁聖を押し出しで、佐田の海は大奄美を上手出し投げで下し、ともに初日から無傷の4連勝、存在感を示した。
4日目の取組模様を写真で振り返ります。
照ノ富士が番付の違い見せつけ阿武咲下し4連勝「正面においてじっくり」
正代「持ち味を出せるよう集中」大関として初の九州場所で3連勝
御嶽海 右目の腫れなんの4連勝「落ち着いて取れている」目は「大丈夫」
幕内土俵入り
天空海(2勝2敗) | ○ | 上手投げ | ● | 松鳳山(1勝3敗) |
大奄美(0勝4敗) | ● | 上手出し投げ | ○ | 佐田の海(4勝0敗) |
魁聖(1勝3敗) | ● | 押し出し | ○ | 阿炎(4勝0敗) |
輝(2勝2敗) | ○ | 突き出し | ● | 千代丸(1勝3敗) |
豊山(2勝2敗) | ○ | はたき込み | ● | 千代の国(1勝3敗) |
琴ノ若(1勝3敗) | ● | 寄り切り | ○ | 石浦(2勝2敗) |
北勝富士(4勝0敗) | ○ | 押し出し | ● | 照強(2勝2敗) |
☆北勝富士「慌てずじっくり攻められたのが良かった。押しにくいというか小さいので、じっくり攻めたかった。入られた部分もあったけど慌てずに対応できた」
碧山(3勝1敗) | ● | 引き落とし | ○ | 千代大龍(2勝2敗) |
琴恵光(0勝4敗) | ● | 突き落とし | ○ | 英乃海(2勝2敗) |
宇良(3勝1敗) | ● | 引き落とし | ○ | 翔猿(2勝2敗) |
☆翔猿「よかったです。負けたくなかった相手なんで攻めていこうと思いました」
★宇良「(翔猿は)強かった。(教習所を通った同期だが対戦は)気持ちはいつも挑戦するつもり。どこの地位にいても気は抜けない。
千代翔馬(3勝1敗) | ● | 突き出し | ○ | 玉鷲(3勝1敗) |
高安(3勝1敗) | ○ | 下手投げ | ● | 志摩ノ海(0勝4敗) |
豊昇龍(1勝3敗) | ● | 下手投げ | ○ | 遠藤(2勝2敗) |
隠岐の海(1勝3敗) | ● | 寄り切り | ○ | 宝富士(2勝2敗) |
隆の勝(2勝2敗) | ○ | 押し出し | ● | 霧馬山(0勝4敗) |
御嶽海(4勝0敗) | ○ | 押し出し | ● | 逸ノ城(2勝2敗) |
☆御嶽海「相手の出方を見ながら、自分の相撲を取った。(2連敗中の相手)ちょっと意識したけど、差させなければ大丈夫だと思っていた。自分の相撲というか、落ち着いて取れていると思います」
妙義龍(2勝2敗) | ● | 突き落とし | ○ | 明生(2勝2敗) |
正代(3勝1敗) | ○ | 押し出し | ● | 若隆景 |
☆正代「立ち合いから常に圧力をかけられていた。初日負けてしまったので、自分の持ち味を出せるように集中していた。今日みたいな相撲が多くなればいいなと感じています」
大栄翔(1勝3敗) | ● | 突き落とし | ○ | 貴景勝(4勝0敗) |
照ノ富士(4勝0敗) | ○ | きめ出し | ● | 阿武咲(0勝4敗) |
☆照ノ富士「正面においてじっくりいこうと思っていた。(相手の)対策とかどうこうより、やること変わらない」