再入幕力士が存在感を示している。西前頭15枚目阿炎が、巨漢の魁聖を得意ののど輪で攻め立て、押し出しで下して初日から4連勝。昨年7月場所前などに新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反し、出場停止処分を受けて一時は幕下まで陥落した。返り入幕を果たした今場所は、幕内下位ながらも三役経験者らしく、実力を発揮している。幕内では初の初日から4連勝だ。
1月の初場所以来の再入幕となった西前頭16枚目佐田の海は、大奄美を上手出し投げで下して4連勝とした。幕内での初日から4連勝は17年初場所以来。2年ぶりの福岡開催となった九州場所で、熊本出身のご当地力士が結果を出している。
上位陣ではまず、関脇御嶽海が逸ノ城を押し出しで下し、昨年7月場所以来の初日から4連勝。3年連続で負け越している11月場所で、幸先の良いスタートを切っている。大関昇進後としては、初めて九州場所に臨む熊本出身の正代は、若隆景を下して3勝目。大関貴景勝は大栄翔を下し、無傷の4連勝とした。結びの一番に臨んだ一人横綱の照ノ富士も、阿武咲を危なげなく下して4連勝発進とするなど、横綱、大関陣は安泰だった。

