大相撲の豊山(28=時津風部屋)が17日、新潟市役所で中原八一新潟市長(62)を表敬訪問した。東前頭13枚目の11月場所は7勝8敗。「深呼吸をすると気持ちがいい」とリラックスしている故郷で「来年の今ごろは、三役になって帰ってきたい」と誓った。

21日には豊山新潟後援会が発足1周年を迎える。中原市長は「後援会を立ち上げ、新潟から精いっぱい応援させてもらった」と話した。豊山は3月には右上腕の筋断裂もし「新潟のみなさんの期待をことごとく裏切ってしまった。来年は笑って終わりたい」。

18日には新潟市相撲教室の小中学生を指導する。自身が相撲に取り組んできた原点の相撲教室だ。「新型コロナウイルスが流行してからは初めての指導になる」と“後輩”の小中学生からパワーをもらう。