日本相撲協会は24日、大相撲秋場所が開催されている東京・両国国技館で同場所の三賞選考委員会を開き、優勝決定戦が終わったことで受賞力士が確定した。

殊勲賞は、選考対象外の大関貴景勝(27=常盤山)を除く優勝力士から選出されることが決まっていた。委員会の開催時点で、3敗で単独トップだった東前頭15枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)、4敗の関脇大栄翔(29=追手風)、平幕の高安(33=田子ノ浦)と北青鵬(21=宮城野)の4人に可能性があったが、4敗で並んだ優勝決定戦で、貴景勝が熱海富士に勝ったため、受賞者はなしに終わった。

敢闘賞は、千秋楽を迎えた時点で優勝争いの単独トップに立っていた熱海富士で決定。三賞は初受賞となった。

なお技能賞は候補者がなく、受賞者なしとなった。