大相撲元関脇水戸泉の錦戸親方が、先代高砂親方(元大関朝潮)の長岡末弘さんとの別れを惜しんだ。

5日、都内のホテルで行われたお別れの会に出席し、入門時から一緒に歩んできた兄弟子への思いを語った。「付け人もしてたこともありますから、昔のことが思い出されますね」と切なさが増した。

予期せぬ訃報に接した際もどこか信じたくない気持ちを抱いたまま、この日を迎えたという。「まさかこんな日が来るなんて思わなかった。今までは信じられなかったけど、現実を突きつけられた」と唇をかんだ。

やりきれない思いを抱えながら、「大ちゃん節がもう聞けないのは寂しいです」と肩と落とした。