日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を全会一致で承認する。注目されるのは、茨城・阿見町の二所ノ関部屋での昇進伝達式で、大の里がどんな口上を披露するのか。

師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は2017年初場所後に「横綱の名に恥じぬように精進」とシンプルな言葉で決意を示した。

大の里は、昨年秋場所後の大関昇進時の口上では「唯一無二」を用いたが「もう使ってしまったので」と新たな言葉を用意することをほのめかしている。

◆過去の主な口上

▽北の湖「栄誉ある地位を辱めないよう努力」(74年名古屋場所後)

▽千代の富士「横綱の名を汚さぬよう、一生懸命頑張ります」(81年名古屋場所後)

▽北勝海「横綱の名を汚さぬよう、これからも一生懸命稽古をし努力」(87年夏場所後)

▽曙「横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進」(93年初場所後)

▽貴乃花「不撓(ふとう)不屈の精神で、力士として不惜身命(ふしゃくしんみょう)を貫く」(94年九州場所後)

▽3代目若乃花「横綱として堅忍不抜(けんにんふばつ)の精神で精進」(98年夏場所後)

▽武蔵丸「横綱の名を汚さぬよう、心技体に精進」(99年夏場所後)

▽朝青龍「相撲道発展のために一生懸命頑張ります」(03年初場所後)

▽白鵬「精神一到を貫き、相撲道に精進」(07年夏場所後)

▽稀勢の里「横綱の名に恥じぬよう精進」(17年初場所後)

▽照ノ富士「不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます」(21年名古屋場所後)

▽豊昇龍「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」(25年初場所後)