横綱大の里(25=二所ノ関)が不戦勝を含めて直前まで5連勝中だった琴桜に手痛い黒星を喫した。立ち合いにいつもの圧力がなく、相手を全く押し込めなかった。二の矢で右をねじ込んだが、左に回り込んだ相手に上手、さらには下手と両まわしを許し、苦しい体勢。巻き替えを試みるもかなわず、力なく寄り切られた。

土俵下で見た九重審判長は「(左)肩を痛めているのでは」と推測。痛みと無念の思いが重なったか、何度も顔をしかめた。「良くなかったですね…。最後にしっかり、やり切るだけ」と、淡々と話した。

▽八角理事長(元横綱北勝海) 大の里は止まってしまった。琴桜に右下手を引かれて、左おっつけが利かなかった。豊昇龍は立ち合いで起こそうとしたけれど失敗した。逆に安青錦にまわしを取られる形になった。千秋楽が面白くなった。

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