大相撲春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が1日、大阪市北区の大型複合施設「グランフロント大阪」で行われ、横綱大の里(25=二所ノ関)が大関琴桜と14番続けて取って8勝6敗だった。10勝止まりの先場所からの巻き返しを期し「さらにエンジンを上げないと厳しい。危機感を持って、残り1週間をやっていく」と語った。

大の里は立ち合いに威力を欠き、攻め込まれる場面が目立った。最終盤は前に出る馬力を取り戻し、3連勝で締めくくった。得意の左おっつけも改善の余地がありそうで「いい時の状態は自分が一番知っている。それに近づけるように」と今後を見据えた。

琴桜は出稽古した2月26日に続き、大の里の胸を借りた。「しっかり一番一番集中して、出せるものは出し切れた。自分の体と向き合いながらやっていく」と話した。看板力士による熱のこもった稽古は行き交う人たちの関心を集め「知らない方に興味を持ってもらうことは大事。大相撲の発展にもつながると思う」と好意的に捉えた。