[ 2014年7月13日20時56分 ]

 W杯決勝のドイツvsアルゼンチンが13日(日本時間14日)に行われる。元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが母国を28年ぶりの優勝へ導くことを期待しているようだ。「FIFA.com」が伝えている。

 ここまでの6試合で4ゴールを記録し、チームを24年ぶりとなるファイナルの舞台へ押し上げたメッシ。W杯開幕前には、所属するバルセロナで度重なる負傷によってトップフォームからほど遠い状態にあったため、各方面から批判の的となっていた。

 しかし、W杯に3度出場した経験を持つベッカム氏は、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せているメッシを称賛しつつ、決勝のピッチに立つ同選手の活躍に期待を寄せている。「FIFA.com」が、「Adidas

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 YouTube」で語った元イングランド代表MFのコメントを伝えた。

 「彼は、自身のプレーでみんなに喜びを与えられることができる選手だね。だけどそれだけじゃなく、一緒にプレーするチームメートにもスペシャルなことをもたらしてくれる存在なんだ。彼は個の部分で特別な能力を持っているが、それがチームの勝利に直結しているわけじゃない。チームメートがゴールを挙げれば、彼もその輪に飛び込んで祝福し、喜びを共有している」

 「アルゼンチンの代表として戦うことは、少なからず周囲からのプレッシャーが伴うはずだが、今の彼らが成し遂げていることはとても素晴らしいことだ。それは、彼だけじゃなく、家族や彼に関わる世界中の人々にとって喜ばしいことなんじゃないかな。しかも、メッシにはまだW杯チャンピオンの座を懸けた決勝戦が残されている」【超ワールドサッカー】