NMB48が31日、大阪・Zeppなんばで、ライブハウスツアーのファイナルを迎えた。

 昼公演では、4月27日発売の14枚目シングル「甘噛み姫」を、山本彩(22)センターで、渡辺美優紀(22)白間美瑠(18)ら17人が登場し初披露した。

 アンコールを受け、ブルーのワンピース姿の17人が姿を見せた。新曲選抜メンバーが発表され、マイナー調のナンバーが流れた。

 選抜は山本、渡辺、白間と、市川美織、太田夢莉、沖田彩華、加藤夕夏、日下このみ、渋谷凪咲、上西恵、須藤凜々花、谷川愛梨、藤江れいな、村瀬紗英、矢倉楓子、薮下柊、吉田朱里。センター山本の両脇に渡辺、白間が立ち、矢倉、須藤が並び、薮下、太田、渋谷らが控える。

 ダンスのキレ、コンビネーションに定評があるNMB48らしく、動きの多い流れるような振付で熱いパフォーマンスを見せた。

 藤江が「NMBってインパクトのある曲が多いけど、このタイトル、どうですか?」と客席、メンバーに問い掛ける。即座に渡辺が答えた。

 「いい曲! じゃないですか?」。渡辺は客席に笑顔を振りまき、すでに撮影したミュージック・ビデオやジャケット写真についてもポロリ。「近々、ジャケット写真とかも公開されると思うんですけど、甘噛みしまくってます。やばいです(笑い)。私たちの新たな一面も見られます」とアピールした。

 また、今回の新曲で、加入5年半になる1期生の沖田が初選抜。1月に公開されたドキュメンタリー映画で、沖田の選抜入りだけが先行発表されており、沖田は「あらためて、うれしかったです」と笑った。

 昼公演の中盤には、シングル収録のユニット曲「虹の作り方」も初公開。太田をセンターとし、薮下、渋谷、須藤と、内木志の次世代5人によるユニット。王道のアイドルポップスを、若手らしいキュートなダンスで披露した。

 今回の新曲には、恒例のチーム曲もそれぞれ収録され、チームNは須藤、太田、Mは矢倉、白間、B2は渋谷、薮下と、それぞれダブルセンター楽曲になるという。