AKB48田野優花(20)が2日、東京・銀座の丸の内TOEIで、映画初出演、初主演作「リンキング・ラブ」(10月28日公開、金子修介監督)の完成披露上映会に出席した。

 バブル全盛期の91年にタイムスリップし、離婚危機にある両親の仲直りに走り回る女子大生をコミカルに演じた。若き日の母たちとアイドルグループを結成する設定で、劇中では得意のダンスで「ヘビーローテーション」「フライングゲット」などAKB48の楽曲も披露した。

 レッスン途中で参加したという田野は「完成度が想像よりすごくて、現役よりすごいんじゃないかと思ったほど。振りが固まってるし、女優さんばかりだから表現力がすごい。私も頑張らなきゃなと思った」と、母親役の石橋杏奈(25)らの表現力豊かなダンスに刺激を受けていた。一方の石橋も、「キレキレで、かっこ良かった」と田野のダンスを絶賛。「田野ちゃんが入ったら引き締まったので、さすがだなと思った」と驚いていた。

 91年当時はもちろん、田野はまだ生まれていない。体験してみたいバブル時代の文化を聞かれると、「ボディコンを着てみたいです。顔の濃さ的に、似合わないことはないと思う。コスプレをする機会があったら、ボディコンにしたい。扇子も持ちたいです」と、当時の流行ファッションに興味津々だった。

 イベントには主題歌「Oneway Generation」を歌う4人組ロックバンドThinking Dogsも出演し、楽曲を生披露。客席のファンも手拍子で盛り上げた。

 ほか白洲迅、加藤諒、金子監督が登壇した。