SKE48が4日深夜、名古屋のSKE48劇場でミッドナイト公演を行った。20歳以上の大人メンバーが出演する、48グループ唯一の深夜開演の劇場公演で、高柳明音(25)須田亜香里(25)松村香織(27)の常連メンバーに加え、古畑奈和(21)後藤理沙子(20)が初出演。通常の劇場公演とは違い、お色気要素満載で12曲を披露した。

 オープニングはおニャン子クラブの代表曲「セーラー服を脱がさないで」。11人がスエットにミニスカートという、おニャン子を思わせる衣装で登場した。性に興味津々な女の子の心情を歌った楽曲でスタートすると、セクシーさが徐々に増していった。ユニット曲「狼とプライド」では、山内鈴蘭(22)が衣装のジャケットを脱いだ上、後藤理沙子(20)の衣装を脱がせて押し倒す、暴走気味の演出で沸かせた。

 3回目を迎える今年は、内容がさらにエスカレートした。松村がまたを開いた状態でカメラがズームインするなど、ネット生配信された同番組の放送禁止行為に挑戦するお下劣なコーナーも。進行の流れで、松村とは違って? 汚れ役ではない後藤もまた開きをさせられそうになり、「まさか私までまたを広げることになるとは…。でも大人メンバーには子供メンバーにはできない魅力の出し方があるんだなと思った」と、妙に感心していた。一方で、最後まで戸惑い気味だった古畑は、「先輩たちのことは心の底から尊敬してるんですけど、今日1日過ごして、何か違うなと思った」と笑わせた。

 アンコールの「赤いピンヒールとプロフェッサー」では、松井珠理奈(20)が途中から参加するサプライズもあった。最後はSKE48がセクシーさを前面に押し出すきっかけになった楽曲「スルー・ザ・ナイト」を、12人で歌唱。胸のはだけた限界ギリギリの衣装でセクシーに踊り、ファンの視線をギラギラさせていた。

 この日は劇場のある商業施設サンシャインサカエで前夜祭イベントを行い、メンバーがステージでトークショーを行ったり、グッズを手売りするなどしてファンと交流していた。5日には劇場デビュー9周年記念公演を行い、節目の10年目に突入する。