AKB48渡辺麻友(23)が10月31日、地元さいたまスーパーアリーナで卒業コンサートを行い、ファン1万7000人が集まった。8年前の第1回AKB48選抜総選挙の上位7人で「神セブン」と呼ばれた有名メンバー最後の1人。同期の3期生や後輩ら総勢100人に見送られた。年内いっぱい活動し、10年9カ月のアイドル人生に終止符を打つ。

 同期の柏木由紀、仲良しのHKT48指原莉乃が、アンコールで別れの言葉を送った。柏木は11年の付き合いで初めて渡辺に手紙を書いた。「今日は麻友史上最高に輝いていて(見送る)決心がつきました」と涙で祝福。指原も「細くて小さい体で、ずっとAKBを支えてくれてありがとう。これからは女優として自分の人生をしっかり歩んで」と涙でエールを送った。