NGT48北原里英(26)が18日、都内で開かれた主演映画「サニー/32」(2月17日公開、白石和彌監督)の完成披露試写会に出席した。

 同作は、NGT48卒業発表後、初主演作となる。物語は、中学校教師・藤井赤理役の北原が24歳誕生日にピエール瀧(50)とリリー・フランキー(54)演じるサニーの狂信的信者に拉致、監禁されるところから始まる。

 サニーは「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた11歳の少女の愛称。北原は拉致・監禁され暴力を振るわれる主人公役に挑戦している。

 撮影は、昨年の2月ごろ、新潟で撮影されたといい、北原は「雪原をはだしで歩かされたんです。なんの涙か分からないけど泣いちゃいました」と告白。劇中では瀧が演じる誘拐犯の柏原に、顔をなめたり、殴られたりする場面もあるというが「そういうのが気にならないくらい、他がつらかった」と振り返った。

 体当たりの作品となったが、リリーは「卒業発表後、最初の作品がこういう映画で良かったと思います。ファンの皆さんも納得できるのでは」と北原を絶賛した。この日はほかに門脇麦(25)も登壇した。