世界最大のアイドルの音楽フェスは2日目を迎え、NMB48がグループ結成8年目にして初出場した。

 この日は世界選抜総選挙98位の上西怜(17)や山本彩加(15)岩田桃夏(17)ら、若手メンバーを中心にしたカトレア組から16人が出演、黄色やオレンジの蛍光色の派手な衣装でステージに立った。「イビサガール」で夏っぽさを演出すると、「サササ サイコー!」「僕らのユリイカ」と人気曲で畳みかけた。イントロがかかるたびに、会場のZepp DiverCityはどよめきに包まれた。

 30分の持ち時間をフルに使い切り、9曲を披露した。おでこ出しヘアの山本は、ステージ前のテレビカメラにかぶりつくように手を振り、存在を強くアピール。植村梓(19)は「私たち、かわいいですか? ぜひ推しメンを見つけて帰ってね」と呼びかけた。

 7月にエース山本彩(25)がグループ卒業を発表した。山本彩加は「先日、ずっとチーム引っ張ってきてくれた彩さんの卒業発表がありました。カトレア組が少しでも引っ張れるよう、精いっぱい頑張っていきたい」と誓い、大きな歓声を浴びていた。