NGT48山口真帆(23)が6日、パシフィコ横浜でAKB48「NO WAY MAN」劇場盤握手会に出席し、最後のファンとの交流を行った。

昨年12月以来の握手会で、今回は前日5日に続いて握手はせず、「会話のみ」の対応となった。ファンによると山口のレーンは会場内の最も隅に設置され、壁やつい立てなどで周囲からは見えないようにされており、警備員も常時3~4人配置される厳戒態勢の中で行われたという。

すべての握手会を終えた午後8時20分ごろ、卒業メンバー恒例のファン有志によるお見送りセレモニーが実施された。300人近いファンが「真帆ちゃんはかけがえのない本当のアイドル」と書かれた横断幕を持ちながら、「まほほん」コールで出迎えた。

山口は「皆さんに会えない時間が4カ月ありました。昨日、今日と不安もあったのですが、皆さんと会うことができてうれしかった。この日のために生きていたんだと思うくらい幸せでした」と感謝した。山口の言葉に涙するファンもおり、「泣かないでください」となぐさめる場面も。同じくグループを卒業する菅原りこ(18)長谷川玲奈(18)も同席し、事件後も山口に寄り添っていたという村雲颯香(21)も涙していたという。

山口は今後の芸能活動継続を示唆しているが「また皆さんに会えるように頑張るので『またね』と言わせてください」と、最後は笑顔で再会を約束した。3人は18日午後5時から、新潟・NGT48劇場で卒業公演を行う。