NGT48は1日未明、公式サイトで「ご報告」として、早川麻依子劇場支配人が今後についての対応を発表した。

今年に入って、5月にNGT48を卒業した山口真帆への暴行被疑事件をめぐって、騒動が広がっていた。今後取り組む内容として<1>メンバーのセキュリティー対策の強化、<2>送迎対策、<3>つながり防止対策、<4>メンバーのメンタルケアの体制強化、<5>メンバーと運営のコミュニケーション、<6>運営面での意識改善の機会創出、<7>活動の安心・安全のための毅然とした対応の7つを、具体的な施策とともに掲げた。

メンバーとファンの「つながり」については、私的領域において特定のファンを優遇することなど、つながりの定義の明確化と禁止ルールを設けるとして、SNSのダイレクトメッセージ返信のチェック体制の構築や、プライベートな環境でファンと遭遇した場合の、運営への即時連絡、握手会レーンへの防犯カメラ設置などのルールを設けた。

同グループを運営するAKSも同タイミングでコーポレートサイトをオープン。吉成夏子社長のメッセージとして「グループの運営・管理において、皆様に大変なご心配やご迷惑をお掛けするような事態を招いたことは、成長に見合ったガバナンスが欠如していたことの表れであり、深く反省致しております。更にこの先10年、20年と、多くの女性の夢を預かり、メンバーが輝ける場所を提供し続けていく為には、成長だけではなく、企業として成熟していくことが重要であることを痛感し、社会的な責任を負える企業になれるよう、運営・管理体制の改善に着手しております」などととした。新たにアドバイザリーとして俳優のマシ・オカら3人を迎えることが明らかになり、「役員構成」から、運営責任者だった松村匠氏らが外れた。