AKB48チーム8太田奈緒(25)が20日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。

卒業セレモニーでは、チーム8の卒業生の早坂つむぎ(18)山田菜々美(20)人見古都音(18)谷優里(20)寺田美咲(19)とともに、白のドレス姿で「タンポポの決心」を歌い「日陰にいても、いつかは日向にかわるんだという曲ですごく好きだった」と同曲を最後の曲に選んだことを明かし、充実感を漂わせた。

太田は「AKBに入って良かったです。アイドルとして後悔はありません。1つ1つの皆さんの言葉に救ってもらいました。みんなにとっての原動力というか、ひまわりのような存在になれるように、うれしい報告ができるように頑張ります。これからも見守っていただけるとうれしいです」と手紙にしたためて、あいさつした。

太田は、各都道府県の代表メンバーからなるチーム8の京都代表として、14年の結成当初から活躍。チーム8の中でも“キャプテン”的なまとめ役だった。16年に舞台「絢爛とか爛漫とか」に出演後は、ドラマや舞台に出演し、先月4日までは舞台「フラガール」にも出演。先月6日に卒業を発表した際、卒業後について「お芝居している時間が本当に楽しくて、AKBから一歩外に出てお芝居を学んで、自分の思い描く女優に少しでも近づけるようになりたいと思うようになりました」と話していた。