SKE48松井珠理奈（24）の卒業公演「本当に珠理奈はSKE48から卒業できるのか？」が29日、名古屋市のSKE48劇場で開演した。08年10月5日に同劇場でデビューしてから4590日のアイドル人生に幕を下ろす。
現在同劇場では、出演メンバー数を8人までとしており、この日は珠理奈と、井上瑠夏（19）野村実代（18）松本慈子（21）江籠裕奈（21）熊崎晴香（23）菅原茉椰（21）の6人による派生ユニット「ラブ・クレッシェンド」のメンバーが出演した。
オープニングでは6人が「今夜はShake it！」「コップの中の木漏れ日」を披露。珠理奈の姿がステージ上にはなく、菅原は「今日の主役の珠理奈さんがいない！ って思ってますよね？ サプライズが好きな珠理奈さんなので、どこで出てくるかお楽しみに」と呼びかけた。また熊崎は「今日のおじゅりは絶好調！ ダジャレのキレが半端ないんです！」と舞台裏での元気な珠理奈の姿を報告した。
熊崎が松井玲奈の「枯葉のステーション」、野村が珠理奈のソロ曲「赤いピンヒールとプロフェッサー」などを披露する中、9曲目でついに珠理奈が登場。「皆さんお待たせしました！ 私にはタイムマシンはいらない。今が1番です！」と前田敦子（29）のソロ曲「タイムマシンなんていらない」を披露した。
体調不良で今月24～25日の「現地でトーク会」を欠席していたが、最後のキャッチフレーズも披露し元気な姿を見せた。「出てくるの遅いよ！ って思ってたでしょ？」とファンを笑わせながら「こういう場でソロで歌う経験は大事。メンバーにも初めての経験をしてもらえたのは良かった」と意図を明かした。
◆松井珠理奈（まつい・じゅりな）1997年（平9）3月8日、愛知県生まれ。愛称「じゅりな」。08年、SKE48の1期生として劇場デビュー。同年10月、AKB48のシングル「大声ダイヤモンド」でセンターに抜てき。選抜回数はSKEで26回（うちセンター21回）、AKBで42回（うちセンター5回）。12～15年までAKB48チームKを兼任。13年じゃんけん大会優勝。選抜総選挙は第1回（09年）から19→10→14→9→6→4→5→3→3→1位。16年にTBS系「死幣－DEATH CASH－」で連ドラ初主演。趣味はプロレス、ダンス、料理、お菓子作り。163センチ。血液型B。
