NGT48本間日陽(21)が、ファースト写真集「ずっと、会いたかった」(光文社刊)を19日に発売した。

地元村上市の瀬波温泉でのタオルを巻いた温泉ショットや、銀世界でのショットをはじめ、対照的な南国沖縄の太陽の下での水着ショットなどを披露している。目標だったという写真集発売について思いを聞いた。【取材・構成=大友陽平】

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初のソロ写真集発売は、1月の劇場5周年公演で発表された。

「写真集を出すことは今年の目標の1つだったので、新年早々に発表された時は、すぐにかなったうれしさや驚き、不安が入り交じってました」

目標だった写真集発売に向けて、打ち合わせも重ねた。その中で、女優蒼井優の写真集が参考になったという。

「蒼井優さんが20歳になる前に米国に旅をするというストーリーでした。今回の写真集では写真の中のキャプションも自分の思いを言葉にして書かせていただきました。そのカットを撮影した時の気持ちとか、雰囲気も感じていただければと思います」

地元村上市など県内や、沖縄で撮影を行った。

「新潟で撮影した家の中でのショットはお気に入りです。実家ではないですよ(笑い)。撮影初日で、カメラマンの酒井貴弘さんも、私も手探り状態だったんですけど、そこですごくいいね! となって、安心もしましたし、スタッフさんもこれはいけるという雰囲気にもなって、自分も委ねられました。王道グラビアのさわやかさを残しつつ、“エモさ”も融合されていると思います」

沖縄は選抜総選挙で初ランクインした(17年=13位)思い出の地でもあった。

「今回の写真集は新しい挑戦をするというか、今の自分を全部詰め込みたいと思いました、地元での撮影もそうですし、沖縄はアイドルになって転機になった場所でもあります。当時のことを思い出したり、自分の中で、アイドルになってからのここまでの気持ちを再確認できるような時間にもなりました。その雰囲気を全部詰められていたらいいなと思いますし、感じていただけたらうれしいです」。