最近、6月に加入したNGT48の3期生と一緒に活動する機会が多くなりました。後輩とどうやっていい関係を築くか。よく考えるようになりました。

「気落ちしている後輩には『がんばれ!』と、期待している人がいることを素直に伝えます」。こう話してくれたのは新潟医療福祉大硬式野球部のマネジャー、大島享也さん(4年)です。群馬の高崎商では主将で、マネジャーをしたくて新潟医療福祉大に進学したそうです。

高校時代はレギュラーではなかったけど「試合中はベンチで誰よりも声を出して応援しました」。悩んでいるチームメートに声をかけ、自主練習を手伝うことも。チームを陰で支えるうちに、裏方としてのやりがいを感じてマネジャーとして大学野球に関わりたいと思ったようです。

同大の部員は170人ほど。全員と向き合うことは難しい人数ですが、それでも「1人1人に声をかけることを意識しています」。試合データの作成や事務、遠征の手配などたくさんの仕事を丁寧に取り組むことで信頼を得るようになりました。「同学年の選手が活躍しているところを近くで見て感動をもらうことができます」とやりがいを話してくれました。

後輩や仲間が気持ち良く仕事ができるようにするためには、普段から目配り、気配りが大切だと感じました。先輩として自分が学んできたことをなんでも厳しく教えるのではなく、なにげない会話も楽しみながら、教える必要がある時はきちんと話す。私はそうやって後輩と信頼関係を築いていきたいなと思いました。(NGT48 真下華穂)