SKE48古畑奈和(26)が29日、名古屋・栄のSKE48劇場で卒業公演を行い、グループを卒業した。卒業後はソロアーティストとして、引き続き「ゼスト」に所属することも発表した。

24日の卒業コンサート(日本ガイシホール)に続くこの日の卒業公演は、在籍したチームKIIメンバーとともに「最終ベルが鳴る」公演を行い、「私とすてきな笑顔の交換をしませんか?」と最後のキャッチフレーズも披露。「一番大切なこの曲を披露したいと思います」と、自身がセンターを務めた「FRUSTRATION」も全員で披露すれば、卒業ドレス姿で卒業曲「ひかりさす」を力強く歌った。

同じくSKE48を卒業する須田亜香里や、同期の江籠裕奈からは手紙も送られた。古畑は「SKE48に出会えてなかったらみんなと出会えてなかった。意味があってここに立てたと思うので出会ってくれてありがとうの気持ちです」とファンやメンバーに感謝の思いを伝えた。

卒業後についても、10月1日から「ゼスト」でソロアーティストとして活動していくことや公式サイトやファンクラブの開設を発表。とあるアニメプロジェクトへの参画も決定しているといい「もっとすてきな景色をみんなに見せていけるように頑張ります」と意気込んだ。

古畑は公演後、「今日は大切な劇場で大好きなチームKIIの仲間たち、そしてずっと私を支えて応援してくれたファンの皆さんと幸せな時間を過ごせていい時間だったなと心から感じています。SKE48で過ごした11年間は本当に幸せで、辛いことがあったとしてもファンの皆さんと乗り越えられた時とか、これもアイドルだからこそ悩めてるんだなっていうのを思ったら本当に幸せなアイドル人生を送れていたなと思います。次の夢を見つけるのは大変だったけど、やっと本気でやりたいことを見つけ、私の人生において欲が出てきたので、これからは一人のソロアーティストとしてたくさんの方の背中を押していけたらいいなと思います。そして自分がしたい表現をアイドルの時よりもできたらいいなと思います」とコメントした。