AKB48チーム8石川代表の平野ひかる(20)が13日、「SHOWROOM」での配信で、グループ卒業を発表した。

平野は配信内で涙も浮かべながら「AKB48を卒業します」と発表。4月30日のチーム8コンサート(横浜・ぴあアリーナMM)が最終活動になる予定といい、卒業公演の日程は今後決まるという。

配信後、グループの公式ブログでも発表され「急な発表ですみません。中学生でAKB48に入って6年と少し、貴重な経験をたくさんさせていただきました。初めてステージに立った時の緊張感、楽しさ、そしてなによりステージから見るキラキラした世界を今でも覚えています。石川に住んでるただの女の子を、ファンのみなさんがアイドルにしてくれました。ファンのみなさんには本当に感謝しています。ファンのみなさんやメンバーと過ごしたこの6年間は私にとってかけがえのない思い出です」と振り返った。

また「AKB48は私にとってメンバーやファンの方と過ごすことのできる、安心する場所だったので、ここを離れるのは寂しいですし、正直いうとすごくすごく不安です。それだけAKB48が大切な場所だったんだなと感じています。でも私が決めた道なので、自分の道をまっすぐ突き進んでいけたらと思います」を決意もつづった。

平野は16年12月に、47都道府県の代表からなるチーム8の、2代目の石川代表として加入。17年12月にはチーム4と兼任し、21年12月の「組閣」でチームBと兼任した。昨年5月に体調不良のため一時活動を休止したが、同8月のチーム8コンサートから活動を再開していた。

「会いに行くアイドル」をコンセプトに結成されたチーム8は、4月のコンサートと9周年公演を持って、活動を休止することが発表されている。