STU48は18日、メンバーの甲斐心愛(20)が、マレーシア・クアラルンプールを拠点に活動するKLP48に移籍することを発表した。

KLP48は、今年元日に結成が発表され、現在1期生をオーディションを開催中で、8月に現地デビューを予定。甲斐は6月に移籍予定で、STU48としての最終活動日は未定。前日17日には、AKB48行天優莉奈(25)黒須遥香(23)山根涼羽(23)の3人が移籍し、1期生として活動することが発表されていた。

甲斐は「私は7年間活動してきたSTU48から、新しくマレーシアのクアラルンプールに誕生したKLP48に移籍することに致しました」と報告。「今年の元旦にKLP48発足のニュースを目にしました。『私ここに行きい!』。それが率直な感想でした。すぐにスタッフさんに連絡をし、何度も話し合い、今年の6月からKLP48の一期生メンバーとして活動することになりました」と経緯を明かした。

また「STU48では、周りの方々からたくさんの愛を注いでもらい、毎日本当に楽しい日々を送ってきました。まだ13歳でアイドルについて何も知らなかった私をファンの皆さまがここまで育ててくれました」とグループに感謝しつつ「これからは、今まで受けた愛情を全部抱えてマレーシアに移住し、KLP48に注いでいきたいと思っています。私は広島で生まれ育ち20年になります。先祖代々カープファンで、生まれた時からカープの選手たちが頑張っている姿、広島県民の皆さまの熱い応援を見て育ちました。私もマレーシアでカープの選手たちのように地元を盛り上げる存在になれるように頑張ってきます! 活動拠点は瀬戸内からクアラルンプールに変わりますが、48グループのメンバーであること、アイドルであること、甲斐心愛であることは今までと変わりません! 今まで通り、何でもがむしゃらに頑張るけん、引き続き応援していただけたらうれしいです! これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。

◆海外48グループ 11年に、インドネシア・ジャカルタを拠点とするJKT48が結成。現在は、タイ・バンコクのBNK48、フィリピン・マニラのMNL48、中国・上海のAKB48 TeamSH、台湾・台北のAKB48 TeamTP、タイ・チェンマイのCGM48、KLP48の7都市7グループが活動中。国内48グループからの移籍は、12年8月に宮澤佐江、鈴木まりやがSNH48(当時)、高城亜樹、仲川遥香がJKT48に移籍することが発表されて以降、兼任、留学などが行われてきた。伊豆田莉奈(28)は17年にBNK48に移籍し、その後19年7月にはCGM48に移籍し、現在も支配人を務めている。