NGT48の真下華穂(24)がイースタン・リーグの巨人-オイシックス2連戦(30、31日、神奈川・読売ジャイアンツ球場)の2日目の31日に始球式を行う。真下はBCリーグ時代の昨年からオイシックスのアンバサダーを務めており、グループ加入後の始球式は21年6月5日のBCリーグ新潟-栃木戦以来3度目。ビジターの球場では初めてになる。

「巨人戦で始球式をやる日が来るなんて思ってもみなかったです」。31日は巨人サイドでオイシックスの打者に対して投げる。3月に入ってオイシックスの球団職員に指導を受けながら、ハードオフ新潟の室内練習場で2度、投球練習をした。「3年ぶりに投げたけど、思ったよりうまくいった」と自信はある。

実は子どものころからの巨人ファン。高校時代には友人とジャイアンツ球場に練習見学にいった。小学5年生の時に巨人のファンクラブの企画で当選し、東京ドームで始球式をした経験がある。また、同じ時期に守備位置について選手とともに始球式を見る企画にも参加。「ずっとファン」という坂本勇人と一緒に遊撃に入り、会話をして直筆のサインボールをもらった。

ファーム戦とはいえ、あこがれのチームのユニホーム姿で行う始球式だ。「絶対にノーバウンドで投げます」。NGT48に入った当初から野球好きを公言。新潟県内外で野球に絡んだ仕事が増えていった。「頑張っていれば、いつか実になる時が来るかもしれない。NGTの後輩にそういうところを見せられれば」。メッセージも込めてマウンドに立つ。