映画「TAJOMARU」(12日公開)のPRイベントが3日、都内の東大安田講堂で行われ、主演小栗旬(26)や柴本幸(25)萩原健一(58)中野裕之監督(51)らが公開講座を開いた。原作「藪の中」の芥川竜之介の母校が東大であることにちなみ、特別講師として登壇。1925年(大14)創設の安田講堂では、初の映画イベントになった。小栗は「高校すらまともに行ってないのに、こんなところに来ていいのか」と恐縮。先日の総選挙に絡み、聴講生から「今の日本のリーダーに必要なものは何か」と聞かれ、「難しいなあ…」と絶句した。萩原は68年の東大紛争を振り返り「昔を思い出す。学生たちにエールを送っていたけど、今回は映画にエールを送って」と語りかけた。