人気アクション漫画の映画化で話題の「GANTZ」(佐藤信介監督、来年1月29日公開)の完成披露試写会が29日、都内で行われ、主演の二宮和也(27)松山ケンイチ(25)らが舞台あいさつを行った。

 武装服ガンツスーツでの撮影に、原作ファンの二宮は「うれしかった。かっこよくなってると感じた」。松山から「ずっと目の前で見てたけど、かっこよかったよ」と絶賛され「松ちゃんもかっこよかった」とほめ合った。2人は初共演で、互いの印象について松山は「二宮さんはなんでこんな自然に演じられるのか。自然なんだけど計算されてる」。二宮は「加藤役を松山君がやると聞いて『ぜひやらせてもらいたい』と言った。1回じゃ受け止めきれないほどの加藤らしさだった」と話した。

 日本公開を前に全米約300館での先行公開も決まった。海外でのGANTZ人気を物語るニュースだが、松山は「なぜアメリカの方が先なんですかねぇ」と笑わせた。二宮は「いろんな国に届けられてうれしい」と話していた。