ファッション誌「PINKY」のカリスマモデルでタレントの佐々木希(21)が、映画「天使の恋」(今秋公開、寒竹ゆり監督)で主演を務めることが14日、分かった。原作は累計1300万ページビュー(PV)を記録した超人気のケータイ小説。「恋空」の600万PV、「赤い糸」の800万PVをはるかにしのぎ、単行本も初版50万部のベストセラーになっている。

 佐々木は昨年11月に映画「ハンサム★スーツ」で女優デビュー。今年1月には日本テレビ系ドラマ「神の雫」で連ドラ初出演を果たしている。映画初主演となる「天使の恋」では、過去のトラウマから他人に心を閉ざし、お金だけに価値を感じる17歳の女子高生・理央を演じる。35歳の大学講師の光輝と出会い、人を愛することの意味を知り、再生しようとするラブストーリーだ。

 佐々木は「演技については分からないことだらけですが、原作を読んで前向きに生きようとする理央の姿に共感しました。精いっぱい頑張ります。衣装もすてきなんで見てください」と話した。