朝の連ドラヒロインが、“18禁”映画に初挑戦した。女優宮地真緒(26)が22日、東京・池袋の御嶽神社で主演映画「失恋殺人」(窪田将治監督、24日公開)のヒット祈願を行った。デビュー10周年で初めて、バストトップを見せる大胆なぬれ場を披露。江戸川乱歩原作の文芸エロスを全裸で表現した。02年のNHK連続テレビ小説「まんてん」で主演した清純派アイドルが、男たちを惑わす美人妻役でR-18(18歳未満観賞禁止)作品を彩った。

 04年10月にミネラルウオーターのCMで初めてフルヌードを披露。バスト86センチの美乳をのぞかせ、男性ファンを魅了した。その後も映画や写真集で肌を見せることはあったが、乳首までの露出は今回が初めてだった。「そんな大胆じゃないですけど…(笑い)。見てくださる方がどう感じるか」と控えめだったが、窪田監督は「よくやってくれたなあ、大変だっただろうと思いました。映画を見た人からは、ぬれ場が多いねと言われました」と明かした。

 00年に雑誌のグラビアで芸能界デビュー。10周年が、新たな挑戦のきっかけになった。「この作品に巡り合えたのが何かの縁。今までやったことがない役で精神的に難しいお芝居でしたけど、出せるものをすべて出し切った」。今後も女優業が活動のベース。「皆さんが私に対するイメージをいろいろと持っていると思いますが、もっとイメージを広げたい。どんな役でもこなせる役者になりたい」。女優としてさらに進化を続ける。