水曜日は「女性アナウンサー」にスポットを当てます。トップバッターはフジテレビ久慈暁子アナウンサー(24)。6日から同局系「めざましどようび」(土曜午前6時)のメインキャスターを務めます。西山喜久恵(49)佐野瑞樹(47)両アナに囲まれ、番組史上最年少キャスターとなる“クジパン”に心境を聞きました。3週連続でインタビューをお届けします。

■フジ久慈暁子アナ(上)

久慈アナは入社3年目。「めざましテレビ」ではスポーツを担当している。「めざましどようび」のキャスター抜てきについては「とにかく驚きました。えっ、私が? という感じでした。驚きと大きな番組をやらせてもらう喜びもありましたが、近づくにつれて、本当に自分に務まるのか、不安も出てきました」。

「めざましどようび」ではスポーツだけでなく、番組全てに関わる立場となる。「これまでは自分の意見を話すようなことはあまりありませんでした。これからはニュースからエンタメ、スポーツ…全てに知識がなくてはならない」と責任感を口にした。

入社28年目の西山アナと26年目の佐野アナと共演する。「キャスターが決まってから、見学に行ったのですが、佐野さんからは『自由にやって』とアドバイスをいただきました。佐野さんご自身が、結構自由にやられていて(笑い)」。西山アナからは「しっかりしたコメントができるようになって」と励まされた。「あの笑顔で場を和ませてくれる、レジェンドの西山さんが気にかけてくれてうれしいですね」。

大学時代は、モデル活動もした美貌の持ち主。インスタグラムのフォロワーは40万人近い。「コメントを求められることが多くなるので、勉強をしっかりしなくてはいけませんね。東京五輪もあるので、日刊スポーツを毎日読んで、切り抜きもしています」。新たな挑戦に心を躍らせている。【小谷野俊哉】

◆久慈暁子(くじ・あきこ)1994年(平6)7月13日、岩手県奥州市生まれ。青学大在学中にスカウトされ、雑誌「non-no」専属モデルなど芸能活動。17年フジテレビ入社。同年7~9月「クジパン」MC。同年7月から「めざましテレビ」出演。特技は水泳、書道など。